BOGNER RED クローン ポイントやコツ

BOGNAR REDクローンを作る際のコツを書いておきます。



ぜひ参考にしてください。

1.マスターボリュームは100kΩにしましょう





ネットに落ちている回路図やレイアウトは1MΩになってますが、これだとボリュームを絞った時にトーンを絞ったように音がこもります。インピーダンスの関係でRCローパスフィルターみたいなことですね。




常時フルテンボリュームでONな人なら気にしなくていいですが、ON/OFFしたり、アンプのEffect Return(これが一番美味しい)につなぐ人はこのボリュームのPOTを100kΩにしてください。ハイ落ちが限りなく少なく、ちょうど使いやすい感じになります。もちろん音量もしっかり下がります。

2. アルミケースを使いましょう





このエフェクターは発振しやすいです。ケースはしっかりハモンドタイプのアルミケースを使いましょう。私はベリンガーの鉄板ケースで作ったために外来ノイズが増幅されたのか発振対策で手を焼きました。




依頼をくださった方の分をハモンドケースで作った時は大丈夫でした。また、内部のケーブルもできるだけ無駄なくノイズ対策のメソッドに沿った美しい配線を心がけましょう。




ビンテージ系のパーツも控えた方がいいです。気合を入れてカーボンコンポジット抵抗を使う必用もないと思います。ABのカーボンコンポジットのものとマルツlinkmanのカーボン抵抗のものを作り比べましたが変わりませんでした。もちろん多少質感gあ違いましたが良し悪しは無いし、どっちもよかったです。また、作った本人にしか分からないような小さな差です。それよりも音声信号が通るCapの違いで大きく質感が変わります。私はAVXの黄色いやつとMallory 150’sの混合で中域が太く前に出るように調整しました。このエフェクターは低域がよく出るので、高域がよく出るWimaとか使うと相殺されて良いかもしれません。でも今思うと、あえて一般的なレンジの狭いCapが合うかもしれません。歪みエフェクターと高級オーディオパーツは相性が悪いことが多いです。




3.TRIMの調整は最終的に耳で合わせましょう





これにはTRIMが4つ付いています。それぞれ4つのFETに添えられていますが、FETでいうところの



Q4→Q3→Q2→Q1という順番で音を合わせて行くとスマートです。感覚値でいうと




Q4 音量


Q3 歪み


Q2 粘り


Q1 コンプレッション




を調整すると思って下さい。もちろんこれらが相互的に働きます。




発振がひどい時はまずQ4、Q3を下げてください。もしかしたらそんなに音量やゲインを上げる必要がないかもしれません。市販のエフェクターの最大音量と比べながらコロアイをみましょう。




4. 音色のバリエーションは少ないです。



いろんなスイッチが付いてるし、3BAND EQあるし元が高級機だから…と期待するかもしれませんが




そんなに器用なエフェクターではないです。

EQ




EQはパッシブです。実質カットだけでブーストできません。(ま、そもそも高域も低域もたっぷり出ているのでそれをカット方向で使うのは理にかなってます)




このEQは「もっと低音を!もっと高音を!」という調整用ではなくて


「低音はこんな感じ、高域のクセはここ」というような質感を整えるものです。




なのでこれプラス別途でEQエフェクターを持っていると完璧かもしれません。





スイッチ




BoostやStructureなどのスイッチ類はプレイ中に切り替えるようなものではないので、使っているうちに気に入った状態に固定してしまうと思います。またGAINを絞ったローゲインセッティングがあまり美味しくないので、ジャンルや気分で切り替えて…というようなものでもないです。





とはいえ、ギターボリュームでクリーンまで持っていけるアンプライクなハイゲインサウンドはとても魅力的です。