Antelope Audio Zen Q Synergy Coreについて


Antelope Audio Zen Q Synergy Core


Antelope Audioが新製品Zen Q Synergy Coreを発表しています。

Zen Q Synergy Core

Zen Q Synergy Coreは最大14入力/10出力のデスクトップ型オーディオインターフェース。2021年2月に発売されたZen Go Synergy Coreにそっくりですね。何がちがうのでしょう?





Zen Q Synergy Core(以下Zen Q)はZen Go Synergy Core(以下Zen Go)と同じく、Antelope Audioのアピールポイントである64bit  AFCを搭載。ベッドルームやデスクトップミュージシャンに向けてハイエンド機の音を手軽な価格で手に入れられるように設定された製品です。

私はZen Goを実際に使っていますが、本当にシンプル機能で素晴らしいサウンドの製品です。Zen Go のレビューはこちら

以下、ざっとメーカーの製品説明を和訳して貼りますね。



Zen Q Synergy Coreの概要









Antelope Zen Q Synergy Coreは、プログレードの変換、クロッキング、プリアンプをどこにでも持ち運べるデスクトップ型14×10 Thunderbolt 3オーディオ・インターフェイスです。

Zen Q Synergy Coreは、そのハードウェアの品質に加えて、37種類のアナログモデルのリアルタイムエフェクトを搭載しています。これらのエフェクトは、オンボードのDSPとFPGAチップにより、超低レイテンシーを実現し、コンピュータのCPUに負担をかけません。

2つのAntelope Discreteマイク/ライン/Hi-Zプリアンプは、それぞれ独自のファンタム電源と最大65dBのゲインを備えており、あらゆる種類のマイクや楽器、あるいはアウトボード機器からのラインレベルの信号を録音するための準備が整っています。また、フロントパネルには1/4インチのライン/Hi-Z入力を2系統装備しています。

Zen Q Synergy Coreは、独立して調整可能な2つのヘッドフォン出力、2つのバランス・モニター出力、2つのバランス・ライン出力を備えており、複数のヘッドフォンセット、ミックス、モニターフィードなどのホームスタジオのハブとして機能します。ADATオプティカル入力とS/PDIFデジタルI/Oポートは、外部コンバーターなどのデジタル機器でセットアップを拡張するのに最適です。









なるほどわかった。Zen QはZen Goの入出力が増えたバージョンですね。”Q”はアナログ4入力でQuadの意味かもしれません。

そして接続がZen GoがUSB Cだったのに対してZen QはThunderbolt3となっています。(倉川知也さんに教えてもらいました。ありがとうございます)

また、Thunderbolt接続ということはFPGAプラグインをDAWで使える可能性もあります。PCのCPUに負荷をかけずに処理を行えるFPGAプラグインですが、Zen Goはかけ録りのみでDAWの中で使うことはできませんでした。

DAWの中で使うにはAFX2DAWというAntelpoe Audio製のプラグインが必要だったのですが、これがThunderbole機専用だったので、Zen Qはもしかしたらもしかすると思います。





  • ディスクリートウルトラリニアプリアンプ
  • 64-bit AFCクロック
  • 最大127dBのヘッドルームを提供するAD/DAコンバーター
  • Synergy Core プラグイン

といった特徴はそのままで入出力がZen Goが4×8のところ、Zen Qは14×10となっています。






基本的な表の作成


入力 出力
Zen Q 14
XLRコンボ×2、TRS×2、ADAT×8、SPDIF×2
10
Monitor×2(L/R)、Line Out×2(L/R)、Headphone×4(L/R×2)、SPDIF×2(L/R)
Zen Go 4
XLRコンボ×2、SPDIF×2
8
Monitor×2(L/R)、Headphone×4(L/R×2)、SPDIF×2(L/R)



プリアンプのコンボXLR入力×2はマイク/LINE/Hi-Zを切り替えて使用可能。これとは別にZen Gonには無かったTRSのLINE/Hi-Z入力×2があるので、最大4つのアナログ入力で録音できるのでしょうか。

アナログ出力について。2つのモニター出力(つまりステレオアウトが一つ)とZen Goには無いバランス・ライン出力が2つ(同じくステレオがひとつ)。アナログアウトボードへのセンドなどにも使えますね。



Thunderbolt 3バスパワーについて



Zen GoがUSB-Cバスパワーなのに対して、このZen QはThunderbolt3バスパワーとなっています。

そもそもZen GoのUSB-Cって、USB2なのか3なのかが明記されていません。USB-Cとはあくまで形状であって通信規格ではないのです。電力不足のせいでヘッドホンの音量が小さいという話もあったのでUSB2?

バスパワー駆動なので、ThunderboltになったことでZen QはZen Goよりも音が良くなっているかもしれませんね。





Zen Qの発売日はこの記事を作成現在定かではありません。

価格は$899。Zen Goが$499なのでそこそこ割高ですね。日本円で10万円弱といったところでしょうか。(6万円そこそこで買えるZen Goのコスパの高さを改めて感じます)



以上、Zen Q Synergy Coreの概要とニュースをお伝えしました。