DOD FX25B True bypass MOD。2in1 FUNK MACHINEに改造。デモ曲も公開




僕はエレクトリックな曲が好きなのでフィルターでウニャウニャ動くベースの音が大好きです。

ということでエンヴェロープフィルターやタッチワウ(ここでは同義)が欲しかったのでDOD FX25B手に入れました。





DOD FX25Bは90年代くらいに発売されたもので、エンヴェロープフィルターのFX25にドライ音を混ぜられる”BLEND”機能が付いたベース版です。

元になったFX25はレッチリのFLEAも一時期使ってましたね。





さて、本当にDODのこのシリーズはウォームで立体的な素晴らしいサウンドなんですが、古いバッファードバイパスなのでバイパス音がひどく悪い。ハイもローも痩せてしまいます。

これじゃせっかくのベースサウンドも台無し。ということでトゥルーバイパス化しました。



FX25B TrueBypass MOD





FX25Bは筐体の構造的に機械式の3PDTフットスイッチが付けられないので、ケースごと入れ替えることに。

基板の大きさからハモンド1590Q (120×120×32 mm)が最小サイズで収まります。

とはいえ無駄な空白スペースが多かったので、歪み回路を入れた2in1エフェクターにしました。前にエンベロープフィルターで後ろに歪みです。





  1.  Q1 を取る。
  2. Q2 を取る。DとSをジャンパーで繋ぐ。
  3.  Q6 取る。DとSをジャンパーで繋ぐ。
  4.  Q3 を取る。
  5.  Foot Switchを取る。そしてジャンパーで繋ぐ。
  6.  R5を4.7KΩにする
以上です。何をしているかはわかりますかね。回路図とにらめっこしていると分かってくると思います。

6.は音量のUPです。Q2とQ6を外すことで音量が下がってしまうのでその分を補います。これでトゥルーバイパスのON/OFFの音量感が揃います。4.7Kだと大きいと感じる人は10KΩにしてみてください。


パーツのグレードアップはおすすめしない





この他にC1,C3,C7,C4,C21 といった音声信号が通るコンデンサーをWima MKS2やニチコン Fine Goldなどオーディオグレードに交換しています。

しかし、これはしなくてもよいかもしれません。音が多少クリアになった分、太さが感じられなくなります。

ビンテージな分厚い音が好みの人はパーツのグレードアップはやめておいた方がいいです。

またopampにJRC4560Dが使われていますが、これも変えない方がいいです。試しにハイファイopampのOPA2604に替えてみましたがやはり音が細くなります。

FX25Bの基板のパターンは薄く弱いです。パーツ交換の最中にいくつかパターンを剥がしてしまいました。

これはパーツをグレードアップして薄い音になる典型的なペダルだと思います。

さて、基板直つけのPOTを外してワイヤーで結線。無事にケースの入れ替えとトゥルーバイパスに成功です。



歪みはEQDクローン





歪み部分はEarth Quaker Devicesのワンノブオーバードライブ「Speaker Cranker」のクローンにしました。下の動画の3分16秒くらいから音が聴けます。





小さい基板でパーツ数も少なく、低域をカットしすぎないのでベースにもよく合います。歪みの質はSANSAMPのベードラに似ていると思います。

最終的に、歪みをあげると音量まで上がってしまいベースでは使いにくいと感じたので100KΩのPOTでマスターボリュームをつけました。





完成!





名付けて「FUNK MACHINE」。これは作ってよかった。ペダルボードにレギュラー入りです。



コンプはどこに置く?





そう言えばお友達に驚かれたのですが、僕は音量で音色が変化するエンヴェロープフィルターや歪みの後ろにコンプを置きます。

コンプを前段に置くと音量がある程度整えられてしまい、右手で音色を変えにくくなるからです。

でもギターだと最初にコンプを入れてピッキングを整えるのが定番のようですね。

僕の使い方や発想はレコーディング的というか、ベース的な発想かもしれませんね。