Liquid Death 1000%ロックな100%天然水




若い人がアルコールを飲まない。と言われて久しい昨今。ここ10年間でビールの出荷量は25%減となっています。

参考)経済産業庁HP

この流れは日本だけでなく世界的なものになっているようで、健康やマインドフルネスに関心の高い人達の間ではソバーキュリアス(Sober Curious)というムーブメントが起きています。





ソバーキュリアスは日常的にお酒を飲まない、もしくは気分によって少量だけ嗜むという意識の人達です。

私も日常的にアルコールは飲みませんが、クラブやライブハウスに音楽を聴きに行く時とセッションで即興演奏をするときだけは飲みます。

現場で手に入る合法ドラッグはアルコールしかないので。やむを得なく。他のものが合法になればそっちを買います。





そんな中、ロック/メタルの現場で飲んでもかっこいいミネラルウォーター「Liquid Death(リキッドデス)」が話題です。



ロックな100%天然水





Liquid Deathは アメリカカリフォルニア州に拠点を置く新興企業。アルコールを浴びるほど摂取することが当たり前の「ロックのかっこよさを無くさずに飲める」天然水として、オーストリアの山の地下水脈から採れたピュアなミネラルウォーターを販売しています。

HPには「有名ブランドの水は水道水を加工したものが多い」とディスりながら「Liquid Deathは天然ミネラルが含まれている」とPRしています。

Liquid Death 公式HP

製品ラインナップは、ただの水の「MOUNTAIN WATER」と炭酸水の「SPARKLING WATER」の2種。

ノンアルコールなら清涼飲料水やエナジードリンクでもよかったのでは?と思いましたが、メーカー曰く「あらゆる無駄を取り除きたかったので水を選んだ」ということ。「その方が話題性もあるしカルトな人気も出るでしょ」と素直にマーケティングを語ってくれています。





PV



このLiquid Death、メーカーのイメージが過剰にロックしてまして、PVも血生臭くグロいものばかり。というわけでそんなLiquid Deathはの公式PVをいくつかご紹介します。

最初のアニメはグロ注意です。血とかスプラッターが苦手な方は視聴は控えてください。





サイテーですね(褒め言葉)

お次は最後まで見るとタランティーノ風のオチが効いてます。





怖い。

そしてミネラルウォーターを飲んでブチアガってる人もいるようです。





もうなんでも良さそうですねこの人。


Liquid Deathはワルで男臭いイメージのまま健康的に水を飲むというミスマッチさがウケてビジネスは順調だということ。

荒々しいアイスホッケーなどの選手が試合中に飲めるということでスポーツ方面でも人気だそうです。ヒール役のレスラーにもいいかもしれません。



地獄も環境問題が深刻





またLiquid Deathは無限にリサイクル可能なアルミ缶が使われていることもウリの一つ。海洋ゴミの一つになっているペットボトルを使わないこともメーカーのポリシーだそうです。(メーカー曰くアルミは70%はリサイクル可能だがペットボトルは3%しかできないとのこと)

海洋を地底の地獄に例えて、デーモンたちがペットボトルのゴミ問題を警告する動画も公開されています。





そもそもエクストリームロックは環境にやさしい



SLAYER『ANGEL OF DEATH』は残虐な実験を繰り返したナチスの医師の悪行を避難するものだし、デス/ゴアグラインドのCATTLE DECAPITATIONは環境問題について歌っています。そして元Napalm Deathの Bill Steerが率いるCARCUSSはメンバー全員がビーガンです。









デス/グラインドコア系の人たちって繊細で環境について考えている人が意外と多いんですよね。なのでLiquid Deathも突拍子もなくミネラルウォーターを売っているわけではないのだと思います。



日本でも販売してほしい



Liquid Deathは残念ながら日本では販売されていません。となれば海外旅行のお土産にもよさそうですね。

もし国内で販売されることになればライブハウスで水を飲んで大暴れする客の姿を見ることができるかもしれません。

飲めば飲むほど強くなる。Liquid Deathはまるで酔拳のようなミネラルウォーターなのかもしれませんね。

Liquid Death 公式HP